四季祭だより

2008.03.04

 『四季祭だより』413・414号(原文のまま:文責野田幸敬)から抜粋

 「野田さん所の子供達はインフルエンザに感染したらどうしてるんですか」という質問がありましたので、その事について少し述べたいと思います。インフルエンザの特効薬に“タミフル”という薬品があります。一昨年のインフルエンザ大流行の時には、日本国内の在庫不足でパニック状態になった程でした。今冬は未成年者の異常行動発生の副作用騒ぎで売上げが激減しているとの事です。タミフルの作用機序(どの様にインフルエンザウィルスに効いているか)とは、次のような作用によります。 インフルエンザウィルスは、のどの粘膜に付着し、細胞分裂し、そこからまた咳やくしゃみで、別の粘膜に付着するというふうに増えていきますが、タミフルはのどの粘膜から離れる時に必要な酵素の生合成を阻害します。インフルエンザに感染した早い段階で、タミフルを飲んだ時は、インフルエンザウィルスはのどの粘膜に付着したまま飛び立つことができずにそこに留まります。すると免疫細胞のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)からL-グラニューレという鉄砲玉を打たれ瀕死の状態になります。そこにやはり免疫細胞のマクロファージ(貪食細胞)がすばやくやって来て食べてしまいます。感染した初期の段階で、インフルエンザウィルスがあまり増えていない時だからタミフルは良く効くと言われていますが、所詮ウィルスをやっつけているのは、身体の免疫力です。免疫力を発揮しやすいような血液状態とは、血液PHを弱アルカリ性に保つ事です。弱アルカリ性の食事や手当て(梅肉エキスをなめたり、少食や菜食の食事、梅干し生姜番茶を飲む)をすることでマクロファージは活性化します。逆に酸性になる状態(アルコールや肉食、脂っこいもの、甘いもの果物を大食いしたり、疲れた状態)だと、ウィルスはどんどん増殖します。私の子供達は隔離して育てているわけではないので、学校でインフルエンザをもらってきて、軽い感染状態をおこしますがひどくならずに熱も38℃位まででなおってしまいます。一切の化学薬品を使わない、野草と自然療法で4人の子供を育てております。子供たちには、生まれながら、一錠の薬(風邪薬や抗生物質など)も与えず、インフルエンザの予防接種すら受けさせないで生活しています。色々な薬害を教訓として皆さんに化学物質の害と食養生についての情報を提供していきたいとおもいます。

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